五月のつく言葉（ごがつのつくことば）

れい

「五月」のつく言葉ことばはたくさんあります。

　五月のつく言葉ことばは、いろいろあります。

　ただ、五月と書かいても、「ごがつ」と読よまない言葉ことばもあります。

　五月のつく言葉ことばには、次つぎのようなものがあります。

　五ご月人形がつにんぎょう、五ご月がつ病びょう、五月さつき晴ばれ、五う月る蝿さいなどです。

　五ご月人形がつにんぎょうというのは、男おとこの子こが生宇うまれたことを祝いわうとともに、無ぶ事じに成長せいちょうし、強つよく、たくましく、かしこくなるようになどの願ねがいをこめて、5月ごがつ5日いつかの端たん午ごの節句せっくに飾かざる人形にんぎょうのことです。人形にんぎょうではありませんが、最近さいきん、大谷おおたに翔平しょうへい選手せんしゅのいるロサンゼルス・エンゼルスで、ホームランを打うったときにかぶる兜かぶとも、五ご月人形がつにんぎょうに入はいります。

　五ご月がつ病びょうは、新あらたな環境かんきょうに適応てきおうできないで、ねむれない、頭あたまがいたい、しんどいといった体からだや心こころの調子ちょうしが悪わるい状態じょうたいのことです。ゴールデンウィークが終おわったこの時じ期きになる人ひとがいます。

　五月さつき晴ばれというのは、今いまの6月ろくがつごろの晴はれた様子ようすを表あらわす言葉ことばです。昔むかしのカレンダーである旧きゅう暦れきの5月ごがつは、今いまの6月ろくがつごろにあたります。 ですから、五月さつき晴ばれは、長ながい雨あめが続つづく梅つ雨ゆの晴はれ間まを意い味みします。

　五う月る蝿さいは、五月ごがつの蝿はえと書かきます。 今いまの梅つ雨ゆの時じ期きは、旧きゅう暦れきの5月ごがつにあたります。梅つ雨ゆの時じ期きは、蝿はえがさかんに飛とびまわるようになり、うるさくなります。 そのため、五月ごがつに蝿はえとという字じがあてられるようになりました。