ピーターラビットのおはなし(1)The Tale of Peter Rabbit

ものがたり

 むかし、4よんひきの小さなうさぎがいました。

 そのまえは、フロプシー、モプシー、コットンテール、ピーターでした。

 うさぎたちは、おかあさんうさぎといっしょに、とてもおおきなもみのしたにあるすないえで、くらしていました。

 あるあさ、おかあさんうさぎがいました。

「さあ、わたしのわいどもたち、あなたたちは、はらみちってきてもいいわよ。でも、マクレガーさんのにわにはかないようにしてね。あなたたちのおとうさんは、そこで、にあったの。おとうさんは、マクレガーじんによって、パイのなかれられたの。」

「さあ、はしりまわってきてもいいわよ。でも、いたずらはしなようにしてね。わたしは、おかけしますね。」

 それから、おかあさんうさぎは、バスケットと、かさをもって、パンさんにきました。

かいものに でかける おかあさんうさぎ

 おかあさんうさぎは、茶色ちゃいろながいパンを1ひとつと、スグリりのまるパンをいついました。

スグリのみ

 フロプシーとモプシーとコットンテールは、いいでしたから、ブラックベリーをあつめるために、みちをくだってきました。

 しかし、とてもいたずらっ子のピーターは、すぐさま、マクレガーさんのにわにかけつけました。そして、もんしたからはいりこみました。

もんのしたから にわに はいりこもうとする うさぎの ピーター

 はじめに、ピーターは、レタスをいくつかべました。つぎに、さやいんげんをべました。

 それから、ラディッシュをべました。

ラディッシュをたべる うさぎの ビーター

 すると、ピーターは、すこぶんわるくなってきました。そこで、パセリをさがしにくことにしました。

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The Tale of Peter Rabbit    Beatrix Potter

 Once upon a time there were four little Rabbits, and their names were― Flopsy, Mopsy, Cotton-tail, and Peter.

 They lived with their Mother in a sand-bank, underneath the root of a very big fir tree.

 Now, my dears,” said old Mrs. Rabbit one morning, “you may go into the fields or down the lane, but don’t go into Mr. McGregor’s garden: your Father had an accident there; he was put in a pie by Mrs. McGregor.”

“Now run along, and don’t get into mischief. I am going out.”

 Then old Mrs. Rabbit took a basket and her umbrella, to the baker’s. She bought a loaf of brown bread and five currant buns.

 Flopsy, Mopsy, and Cottontail, who were good little bunnies, went down the lane to gather blackberries;

 But Peter, who was very naughty, ran straight away to Mr. McGregor’s garden and squeezed under the gate!

 First he ate some lettuces and some French beans; and then he ate some radishes;

 And then, feeling rather sick, he went to look for some parsley.

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