たぬきときつね

かず

たぬきときつねは、日に本ほんのお話はなしにはよく出でてきますね。

　日に本ほんでは、昔むかしから、たぬきと、きつねは、人ひとをだます動物どうぶつだとされることがよくありました。

　本当ほんとうは、たぬきやきつねが人ひとをだますことなんかないのですが、昔むかしの日に本ほんの家々いえいえの近ちかくには、よくたぬきときつねが住すんでいましたので、そう考かんがえる人ひとがたくさんいました。

　ですから、たぬきやきつねを主人公しゅじんこうにした昔むかし話ばなしや物もの語がたりがたくさんあります。

　たぬきの出でてくるお話はなしには、かちかち山やまがあります。

　このお話はなしは、おじいさんとおばあさんにいじわるをしたたぬきを、うさぎがこらしめるお話はなしです。

　きつねの出でてくるお話はなしには、新にい美み南吉なんきちさんの作つくった物もの語がたりが有名ゆうめいです。

　4よ年生ねんせいの教きょう科か書しょには、ごんぎつねというきつねが出でてくる物もの語がたりがのっています。

　いたずらもののごんという名な前まえのきつねと、兵ひょう十じゅうという若者わかもののすれちがいをえがいた物もの語がたりです。