９月（くがつ）

かず

9く月がつについて知しりたいです。

まだまだ暑あつい9く月がつです。

江え戸ど時じ代だい以い前ぜんの人々ひとびとが使つかっていた旧きゅう暦れきという暦こよみの8月はちがつのことを長月ながつきといいました。

現在げんざいでは、今いま私わたしたちが使つかっている新暦しんれきという暦こよみの9く月がつの別名べつめいとしても用もちいられます。

長月ながつきという名な前まえの由ゆ来らいは、「夜よ長月ながづき」が省略しょうりゃくされて「長月ながつき」になったというのが一番代いちばんだい表ひょう的てきな考かんがえです。

夏なつの間あいだは、夕方ゆうがたになってもいつまでも空そらが明あかるかったのですが、9く月がつも後半こうはんになると、だんだんとすぐに暗くらくなるようになります。

昼ひるの時じ間かんが短みじかくなった分ぶん、夜よるの時じ間かんが長ながくなっていきます。夜よるが長ながいので長月ながつきです。

英えい語ごでは、Ｓｅセｐプｔｅテｍンｂｅバｒーといいます。「７番ななばんめの月つき」という意い味みです。実際じっさいの月つきの9きゅうという番号ばんごうとずれています。

ずれている理り由ゆうは2つあります。

1ひとつは、「７月しちがつ」で説明せつめいしたようにカエサスという暦こよみを作つくった人ひとが、自じ分ぶんの家か族ぞくの名な前まえを７月しちがつに、ローマ皇帝こうていのアウグストゥス（Augustus）が、8月はちがつに自じ分ぶんの名な前まえを付つけたをつけたために、ずれたというものです。

もう1ひとつは、昔むかしは３月さんがつから暦こよみは数かぞえはじめていたので、３月さんがつから数かぞえて７番ななばんめという意い味みだからというものです。