物語を書こう(ものがたりをかこう)(6)

かく
れい
れい

ものがたりくときは、かいぶんふうすることも大切たいせつですね。

 おはなし実際じっさいすときに注意ちゅういすることがいくつかあります。それを今回こんかいいていきます。

 かいぶんをたくさんれてくとよいでしょう。

 とうじょう人物じんぶつ人柄ひとがら性格せいかくなどはかいあらわれることがおおいです。おんなおとこかたちがうでしょうし、どもと大人おとなでもかたちがいます。そのひとらしいかいかたくだけで、おはなしはいきいきしてきます。

 かいぶんくときには、かいぶんよこく「・・・といました」の「・・・」のぶんふうしてくとよいでしょう。「おおきなこえで」「ささやくように」「うたうように」「ぽつりと」などをつけくわえるだけで、かいようがよくわかるようになります。

 つぎくことは、今回こんかいげている3回同さんかいおなじようなことがかえされるおはなしにしか使つかえませんが、おなじようなかいぶんおなじようなひょうげんくようにするとよいでしょう。

 たとえば、ももろうのおはなしだと、「ももろうさん、おこしにつけたきびだんごを、ひとわたしにくださいな。」という台詞せりふいぬにもさるにもきじにもわせるようにします。

ももたろうの にんぎょう

 まったくおなじにしてもいいですし、「わたし」のぶんだけを、「わて」「ぼく」「あたくし」などとえてみたり、文末ぶんまつぶんを「くださいわん」「くれうっきぃー」「くださいませ」などとえてみたりすると、その動物どうぶつらしいかたなることもあるとおもいます。

 おなじようなかたすると、んだひとはきっとつぎにこううだろうと、そうできてたのしいですし、かたおなじようなことをくといいのであれこれかんがえずにすみ、便べんです。

(つづく)

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