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れい
茂市久美子さんが本を読むことをすすめています。
3年生の教科書に茂市久美子さんが、本を読むことをすすめる文章を書いています。かんたんにまとめてみました。学習の役にたつと、うれしいです。
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わたしが子どものころにすんでいた村には本屋がなく、家に本をとどけてくれるおじいさんがいました。
おじいさんがふろしきづつみを開けるとき、どんな本があるかいつもわくわくしました。
わたしは、小さいころ体が弱かったので、家で本を読んでいるほうがすきな子どもでした。
わたしが小学3年生のころすきだったのは、グリムの「いばらひめ」やアンゼルセンの「人魚ひめ」などの童話でした。
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さらに、小川未明の「赤いろうそくと人魚」と新美南吉の「手ぶくろを買いに」という童話もよく読みました。
すきな本を何度も読むのは、知らない国へたびして、その国にいる友だちに会いに行くのとにています。いつも、そこにいて、わたしたちが行くのをまっていてくれます。
本は心の養分になります。わたしが童話作家になれたのは、本から養分をもらったからです。
今でもグリムやアンデルセン、小川未明や新美南吉の童話を読み、心に養分をもらっています。
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