みくのふしぎなピアノ(1)

ものがたり

 みくは、たん生じょう日びに、ずっとほしかった白しろいグランドピアノを買かってもらいました。みくは、よろこんで、さっそく「チューリップ」をひき始はじめました。ひきおわって、いすを下おりると、まわりが何なんだかぐるっと回まわりました。

「きゃあ!」

 みくは、こわくなって目めをつぶってしまいました。しばらくすると、とまりました。

(よかった。)

 みくは、そう思おもって目めをあけました。ところが、びっくり。

「こ、ここはどこ?」

 そうなのです。お父とうさんもいません。お母かあさんもいません。まわりはぜんぶチューリップなのです。それに、しいんとしています。みくは、さみしくなってなきだしました。

「ええん、ひっく、ひっく、ええん。」

「おじょうさん、どうしたんです?」

(えっ?)

と思おもって目めを開あけると、チョウがいっぱいいます。赤あか、黄き、ピンク、白しろ‥‥いろいろです。

みくは言いいました。

「あの‥。ピアノをひいていていすを下おりたら、まわりが回まわって、ここに、きちゃったんです。」

 チョウは、うなずきながら聞きいています。

「へえ、ふしぎだね。」

(つづく)

れい
れい

お待またせしました。2に話わを載のせました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました